「SFマガジン」のJ・G・バラードの特集を読んだら、シュールレアリスムがすごく重要なファクターだという話をするために、”ポール・デルヴォーの絵を見れば、なぜ裸の人が歩いているのか、妙に思わないだろう”と書いているのを読んだ。こんなわかりやすい説明でないとシュールレアリスムが伝わらないのか、という絶望感はすごいと思った。
わからないものはみんな偉そうで高尚なものだと思ったり、通向けのものだと思ったりする。この貧困さは何だろう。みんな、精神が貧しくなっている。本当の意味で孤独になり、この世界がいったい何のために存在するのか、という根源的なところまでは決していかない。わからないものはすべてないものにする状況は何なのか。だから自分の知らないことはみんな悪口をいう、僻み根性の人間ばかりもてはやされる。今後はどうなるだろう。どうせ、アニメや漫画ばかり語られる悪い方向にしか行かないさ。
"「死んでも何も残さない」 中原昌也 p77 (via m7kenji)
(Source: boooook, via do-nothing)